「ネイティブの発音を学ばせたい」
「小学校からの英語の授業よりも前に慣れさせておきたい」
など、ご両親がお子さんに英語をはじめさせるきっかけはさまざまです。
今回は、子ども(幼児期)の英語力を伸ばすためにできることをご紹介します。
<0-3歳はママと一緒に>
簡単な単語でいいので、ママの声で語りかける
この時期、赤ちゃんはママの声を一番に聞いています。
赤ちゃんは言語習得という意識もなく、そばにいる人から「うれしい」「さみしい」とひとつひとつの感情を学ぶように、自然に音を吸収します。
母国語と同様、できる限り赤ちゃんに語りかけてあげましょう。
すでに家の中のさまざまなものの名前を言えるのであれば、それを日本語と英語の両方で名前をささやいてあげましょう。簡単なフレーズでもいいですね。
英語で音楽を楽しむ
ここで大切なのは、音楽がママと赤ちゃんにとって心地よいものであるということです。音楽で楽しくリズムをとったり、口ずさんでみましょう。
我が家はこの時期、パートナーが単身海外でしたので、赤ちゃんと2人きりで人間らしい会話をほとんどしなくなった私は、とにかくわが子に話しかけ、寝不足で気持ちがめいりそうな時はおもいっきりの作り笑顔で大きな声で歌いました。
そのおかげ(?!)か、3歳になると、すでにたくさんの童謡や昭和の歌を口ずさむようになり、10歳になる頃には80年代の洋楽ヒットや讃美歌(うちは無宗教ですが)をシャワーを浴びながら、熱唱するように。
オンライン教材を利用してみるのもいいですね。
<4-6歳は英語をコミュニケーションの道具に>
この頃になると、子どもはお母さんだけではなく、外で他のお友達などとコミュニケーションをとれるようになります。
さまざまなことに興味があるこの時期に、世界を広げてあげましょう。
英語のコミュニティに参加する
平日の数時間、または週末ゆっくりと英語ネイティブと会話できる環境をつくってあげましょう。
我が家は平日は通常の保育園に通わせ、土曜だけのバイリンガルスクールで他の子どもたちと一緒にネイティブの先生から学ばせました。
通学がむずかしい環境であれば、英語だけではなく、魅力的なプログラムを用意したオンライン型インターナショナルスクールもあります。
オンライン・インターナショナルスクールGlobal Step Academy
英語で読み聞かせをする
「英語で語りかけなんてとんでもない!」というママも、絵本の読み聞かせなら気軽に試せるのではないでしょうか?
絵本を選ぶポイントは、
- 同じ言い回しを繰り返していること
- 文章が長すぎないこと
- 絵がシンプルでストーリーがわかりやすい
最初は一文や1ページごとにわかりやすく日本語で説明してあげるなど、英語というより絵本そのものを楽しめるようにしましょう。
ママの代わりに、Youtubeなどで読み聞かせ動画があげられていますのでその音声を利用してあげてもいいですね。
我が家は、下の「ザ・ギフテッド」で翔くんが週に60冊以上の絵本を読んでもらっていたと知り、インターへ入学して1年は、とぎれとぎれではありますが、1日で合計1、2時間は読み聞かせしていました。とにかく最初はインプットの量を増やすことを心掛けました。
英語でゲームを楽しむ
我が家がお世話になったネイティブの家庭教師の方としていたゲームを3つご紹介します。
Can you find it?
イラストが書かれたカードを10枚近く並べ、「Can you find an apple?」と聞かれたら該当するカードをとる
Where is it?
イラストをみながら、または部屋の中で「Where is your bagpack?」→「My backpack is on the floor.」と続けます。
物の位置を答えることで、正しい前置詞を学ぶのです。
What’s happening?
イラストや絵本をみて、何が起きているか、どんなストーリーかと想像します。大人になるとなかなかむずかしいのですが、かえってお子さんの方が想像力を働かせておもしろいストーリーを聞かせてくれるかもしれません。
おわりに
子どもと英語を学べる方法をいくつかご紹介しましたが、いかがでしたか?
小さなお子さんのお世話だけでもママはヘトヘトですから、無理はせず、お子さんと一緒に楽しんでくださいね。