英語

【学習前に】英語学習の目的を明確に

みなさんの学習の目的とは何でしょうか?

高校生

英語話せるとかっこいい

サラリーマン

仕事で海外出張があり、コミュニケーションに苦労した

子どもの英語の授業がはじまるまえに、親として学んでおきたい

これらは英語学習の「きっかけ」に過ぎません。

子どもの将来の夢と同じく、目標を達成するためには、「達成したときの自分の姿」をできるかぎり具体的にイメージしておくことが大切です。

目的を明確にするメリット

学習内容を絞り込むことができる

目的を明確にすることにより、具体的に学習内容をしぼることができます。

アメリカ大学への留学が目的であれば、まずTOFEL対策をし、入学基準を満たすスコアを取得しなくてはなりません。渡航前の英会話は、入学許可通知を手にしてからスタートすれば十分です。

別の例として、海外の友人との日常コミュニケーションが目的である場合、TOEICや英検などの試験勉強ではなく、まず日常で頻繁に使われる語彙力・フレーズを身につけ、会話の練習からとりかかるべきです。

モチベーションを維持できる

約10000時間を投入して一つのことを継続できれば、その道のスペシャリストになれる

藤原和博

この数字にあてはめると、語学の習得も毎日1日10時間勉強しても数年はかかることになります。

英語学習関連の本を書店で探すと、棚いっぱいの参考書が並びます。
「短時間で」「聞き流すだけで」といったタイトルがあなたの心をつかむかもしれません。

今まで20年以上英語をはじめ複数の外国語を学んできましたが、その中で「楽に」「短期間で」習得できる方法とは出会えませんでした。
逆に、経験から語学の学習は積み重ねしかないと腹をくくったところがあります。

長い期間のトレーニング積み重ねを要する語学学習は、マラソンのようです。そのため、挫折しやすいともいえます。ゴールに到達した自分を具体的にイメージすることはモチベーション維持にもつながります。

高校生

途方もない時間を費やさないといけないのか…

ここで挫折しないでください!
あらかじめ「学習の目的」を決め、戦略を立てることで、勉強効率を上げることができます。

目的別勉強方法の違い

あなたはどれに当てはまりますか?

英語で海外の人とコミュニケーションをとりたい

具体的には、どのようなシュチュエーションを想定していますか?

  • シュチュエーション
  • 誰と
  • 何についての話題

例えば、海外へ旅行する際のぶらりと立ち寄ったお店の方やホテル受付でする会話でしたら、難しい文法や単語をやり直す必要はありません。旅の英会話の本を一冊買って、フレーズを繰り返し練習しましょう。

別のシチュエーションで例をあげましょう。

バイト先で知り合った外国からの留学生と仲良くなるための英会話であれば、日常の中でしている会話を英語でアウトプットするトレーニングが必要です。会話以外でも、チャットなどでやりとりしてみましょう。

留学したい

中高校留学であれば比較的転入条件はそれほどきびしくありません。大学・大学院であれば入学に必須とされる各試験(TOFEL/IELTS etc.)で求められるレベルも異なります。条件として求められる試験の対策に集中しましょう。

将来英語を使った仕事につきたい
就職・キャリアアップの武器にしたい

翻訳・通訳などの語学の専門職であれば、専門の学校に通学・通信で学ぶことが必須になってくるかもしれません。私自身、業界を医療にしぼって会社勤めをしながら夜間で学校に通うことで、フリーランスになってからも医療と医療関連ビジネスに特化してきました。元勤務先からの受注も多く、長い間の会社勤めは無駄ではありませんでした。

また、就職やキャリアアップの場合、日系企業であればTOEICなどのスコアが履歴書に活きてくることが多いようです。

ビジネスで役立てたい

ビジネス、といっても業種、自身のポジション、実際に英語を使う状況によって求められる英語力は変わってきます。

商社などのビジネス交渉の英会話であれば、まず前提として数字や交渉に長け、その内容を英語でやりとりする必要があります。

技術専門分野の場合、英語はネイティブクラスとはいえなくとも、論議の内容が専門的です。時折通訳をしている際、訳した言葉で理解というよりボードに書かれたアルゴリズム数式や化学式などで、お互い理解しあっているという状況が起こります。自分の専門分野に関連した内容にしぼり、優先的に学ぶことで、業務上に必要な英語力を身につけることができます。

目的以外に大切な「必要性」を生み出す環境

英語が絶対に必要な環境に自らを置く

英語圏への留学や旅行などで「絶対に英語なしでは困る状況」に身を置くことは、モチベーションアップにもつながります。「英語を学んでから英語環境へ」ではなく、「英語が必須の環境にまず身を置く」という逆転の発想は語学習得においては有効です。

短時間でも英語に触れる習慣をつくる

1週間に一度、まとめて週末に10時間ではなく、毎日10分でもいいので英語に触れる習慣をつけましょう。

私は現在、英語以外にドイツ語を学んでいますが、仕事であまりに英語につかりすぎてしまった日は、意識して音声や動画配信でドイツ語を聞くまたはドイツ語のタンデムと30分でも会話するようにしています。

移動の時間やお風呂の時間、家事をしている時間に耳はあいていませんか?聞き流すだけではなく、シャドーウィングをして意識を傾けるようにしましょう。

まとめ

今回は英語学習の目的、目的を設定することの重要性についてご紹介しました。英語を勉強する目的は人それぞれですが、勉強を始める前に、具体的な目的を設定するようにしましょう。

そのように目的から逆算して学習の計画を立てていくことで、より効率よく勉強に取り組むことができるはずです。